釜石東部漁業協同組合は昭和49年4月1日に、旧両石、箱崎、白浜、鵜片浦
漁協が合併し創立されました。
 釜石東部漁業協同組合の地域は、釜石市の北部地区に位置し、三方を北上
山地の支脈に囲まれ、一方に海が開け、御箱崎半島の北側には湾奥に根浜
海岸を据えられた大槌湾と南側には漁場として優漁な三貫漁場を所有する
両石湾に囲まれたリアス式特有の地形を有しています。
 沿岸地域は磯根資源の棲息に適した岩礁地帯に恵まれ、わかめ、こんぶ、
あわび、うに等の宝庫として良質な海産物の水揚が盛んです。
 釜石東部漁業協同組合の基幹事業である定置漁業は春漁はマス、鰆等、
夏漁はサバ、スルメ等、秋漁は秋サケが主流で他に汐子、ワラサ、スルメ等
を漁獲しています。両石湾には汐折、三貫漁場、大槌湾では三丁目・四丁
目漁場を経営しています。